柏レイソルのFW細谷真大(21)が22日、柏市内でFC東京戦(26日、三協F柏)に向けて調整し、エースの自覚を口にした。

練習場にはパリ・オリンピック(五輪)出場を目指すU-22日本代表の大岩剛監督が視察に訪れていた。ピッチに出るときに大岩監督の姿を見て視察に来ていたことを知り、「久しぶりにお会いして緊張しました。練習中に転んだんですけど、それも見られていたのかな」とジョーク交じりに苦笑。

「けがに気を付けて頑張れ」と激励を受けたことを明かし、「見られている分、結果でしっかり応えたい」と決意を新たにした。

18日のガンバ大阪との開幕戦では、敗色濃厚の後半アディショナルタイム、自ら得たPKを決めて引き分けに持ち込んだ。今季は昨季の倍の16点以上を目標に掲げているだけに、開幕での得点に「勝ち点1はポジティブにとらえていい。そこで点を決められたことも少しは気が楽になったかな」と振り返る。

昨季より成長を感じた部分は、チームが劣勢でもフル出場し最後に得点を決めたことだ。「負けてる状態で交代しなかったのは、去年はあまりなかった。今年はまず、フル出場できてよかったし、フル出場するからには結果を求められている。そういう意味でも結果を求めたい」とエースの自覚を口にする。

21歳と若いが、プレッシャーに押しつぶされることはなく「まだ、チャレンジャーという気持ちでやっている」と言い切る。

次戦の相手は開幕で快勝したFC東京。前線に強烈なFWがそろい、縦に速いアグレッシブなスタイルが特徴だ。この日の練習では、ネルシーニョ監督が「球際の重要性」を選手に説いた。相手には日本代表を経験した屈強なDFがいる。

細谷は「東京は厳しく来るので、球際が1つの鍵になる。相手DFは経験も技術もある選手たちばかりですが、自分も駆け引きしながら嫌なポジションを取っていけたら」。柏で結果を出して来年のパリ、さらにはA代表へつなげていく。