セレッソ大阪が昨季の王者横浜F・マリノスに競り勝った。

ホーム横浜戦は11年6月の敗戦を最後に、これで10試合不敗(7勝3分け)とした。

新加入のブラジル人FWレオ・セアラ(28)が、昨季まで2年間在籍した横浜から2得点と活躍。前半16分にDF山中のCKからヘディングシュートを決め、これが移籍初得点。開幕から5試合でノーゴールだったが、待望の1発が飛びだした。

助っ人は前日に「今はC大阪のために戦うことしか考えていない。初ゴールで勝利に貢献したい」と、初得点を予感させていた。

さらに前半35分、レオ・セアラはMF奥埜から届いた優しいクロスを再び頭から飛び込み、貴重な追加点を奪った。

3試合連続で先発となったMF香川真司(34)は、Jリーグ復帰後初めてフル出場。得点こそなかったが、加入後は攻守に効果的な動きを見せ、後半途中からは主将マークをつけて勝利に導いた。

最後は1点差に迫られたものの、本来の4バックから3バックにシステムを変更し、総力戦で逃げ切った。C大阪は直近3試合で2勝1分けと盛り返し、通算2勝2分け2敗とした。

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