京都サンガが2-0でアウェー・セレッソ大阪戦を制し、通算2勝2敗でE組最下位から2位に浮上した。

主力を温存しながら、プロ1年目のDF植田悠太(18)が先制点に絡むなど躍動。7位につけるリーグ戦同様、曹貴裁監督(54)率いる京都が台風の目になってきた。C大阪は1勝1分け2敗で最下位転落。A組の横浜、C組の名古屋が4連勝の勝ち点12で準々決勝進出を決めた。

   ◇   ◇   ◇

今大会2連敗スタートの京都が、2連勝でE組首位通過の望みを残した。香川らほぼ主力組だったC大阪に対し、京都はMF川崎らを温存。直近のリーグ戦から9人を入れ替え、若手や控えで対抗。多くの時間で攻め込まれたものの、攻守ともに体を張ったプレーで完勝した。

曹貴裁監督は「見ていて素直に感動した。監督をやっていて、そういう瞬間は多くはない。選手のファイティングスピリットに心が動いた」。前回のホームC大阪戦は4-0で、今回は2-0と圧倒した。

ユースから昇格1年目の18歳植田は、左サイドバックで先制点を演出。「唯一、自分の持ち味を出せた場面」と自己評価は低いが、公式戦5度目の出場で初めて勝利を味わえた。先制点のFW山崎は「これをリーグ戦につなげていきたい」と、現在の7位から優勝戦線浮上を誓っていた。