鹿島アントラーズがG大阪との「オリジナル10対決」を4-0と大勝した。FW鈴木優磨(27)が3試合連続ゴールを決めれば、途中出場のMF土居聖真(30)も後半41分、42分とわずか1分半の間に2得点した。ホーム戦勝利は昨年8月14日の福岡戦以来、8カ月ぶり。4連敗で15位に低迷していたが、今季初の連勝で9位に浮上し、波に乗ってきた。
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鹿島が怒濤(どとう)の4ゴールで8カ月ぶりにホームで白星を手にした。連敗を止めた23日の前節・新潟戦同様に4-4-2で挑み、ボールを保持する相手に連動した守備でボールを奪取。効果的なカウンターで左右のサイドを崩した。
後半3分、左コーナーキックからMF仲間の得点で先制。後半19分、MF名古が右サイドをえぐってクロスを入れ、FW鈴木がファーで頭で合わせた。後半41分にはMF土居が、MF藤井のクロスを押し込む。すぐさま同42分にも再び左サイドから崩して土居がダメ押し。鈴木は「これが、今目指している僕たちの躍動感あふれるサッカーだと思う」と胸を張った。
前回15日のホーム戦は神戸に5失点の大敗を喫し、鈴木がサポーターの怒号を受け止めた。岩政監督は「神戸戦の出来事は鹿島の歴史について回る」とし、「ホームで勝ってないプレッシャーがあった。ようやく開幕した。スタートラインに立てた」と話した。
「ホームなのにアウェーに感じた時期もあった」という鈴木だが、「今日はサポーターの声援を力に変えることができた」。ホームで5失点した悔しさを糧に、主将は「ここで止まらず最後まで突き抜けられるようにしたい」と誓った。【岩田千代巳】



