北海道コンサドーレ札幌DF西野奨太(19)が18日ルヴァン杯ジュビロ磐田戦(札幌ドーム)で先発する可能性が出た。17日、札幌・宮の沢で前日練習に参加した。ミニゲームでは、主力組でプレーした。リーグ中断期間のため、普段リーグ戦を中心に出場するメンバーも、磐田戦では起用される見込み。主力に交じった戦いに向けて「成長できるチャンス。吸収できる」と貪欲に臨む。

5月24日のルヴァン杯前節横浜戦(3-2)や、7日の天皇杯2回戦相模原線(3-0)でフル出場。勝ち試合で90分プレー出来ていることに「自信につながる」と手応えを感じている。今季まだリーグ戦の出場はないが、3試合ベンチ入りをしており、少しずつ評価は上がっている。

2~3月の熊本キャンプから先輩のMF駒井善成(31)に“弟子入り”して、筋力トレーニングに力を入れてきた。「締まってきた。体重をキープして脂肪を落とした。誘ってくれた駒井さんのおかげ」と感謝する。磨かれたボディで強化した守備力を見せる。

引き分け以上で5年連続の1次リーグ突破が決まる。チーム最年少は「勝たないと」と気合を入れていた。