Jリーグは26日、都内で理事会を開き、J3入会希望クラブの判定を行った。6クラブを審査し、クリアソン新宿、ラインメール青森、ヴィアティン三重、ヴェルスパ大分の4クラブはJ3クラブライセンスを交付した。

またレイラック滋賀、高知ユナイテッドSCは継続審議とした。

東京都23区内のクラブとしては初めてJ3クラブライセンスが交付されたJFLクリアソン新宿は、ホームタウンの新宿区に国立競技場がある。しかし、J基準のホームタウン試合80%消化は満たさないが、同じく23区内の味の素フィールド西が丘を併用することが認められた。

Jリーグのクラブライセンス担当者は「国立競技場は、Jクラブ全体で使用するという考えがあるので、新宿区ではない西が丘を使うメドがあるので、特別に許可した」と話した。

J3クラブライセンスが交付された4クラブは、10月の理事会でJリーグ入会が審議される。

入会の最終承認には「(1)ホーム試合平均入場者数2000人到達を目指す姿勢。(2)短期間に資金難に陥る可能性が極めて低い。(3)入会直前年度のJFAで最終順位が2位以内であること」の3点が必要となる。