神戸FW大迫勇也(33)が、クラブとの契約を2年間、26年いっぱいまで延長した。神戸が6日、発表した。昨季のJ1得点王でMVPも獲得したエースは「素直に誇らしいし、責任感が増している」と話した。

21年8月に加入してリーグ戦で71試合33得点。昨季はキャリアハイの22ゴールを決めた。大迫を「日本最高のストライカー」と評価する永井秀樹スポーツダイレクターは「常勝軍団になっていく過程をともに歩み、サコ(大迫)の力でさらなる高みに引き上げてくれることを期待している」。大迫も「誠意を示してくれて、それに対して、またここから頑張ろうと素直に思えた」と延長を喜んだ。

他の選択肢もありながら「Jリーグ全体をさらに盛り上げていきたい」という思いで、契約延長を決断。秋春制に移行する26-27シーズンも、36歳になる大迫が半端ない活躍を見せる。