アビスパ福岡から名古屋グランパスに加入したFW山岸祐也(30)と、福岡FW紺野和也(26)が19日、都内で行われたJリーグの開幕前イベントで再会し、互いのゴールパフォーマンスを披露した。

山岸のゴールパフォーマンスは、中指と薬指だけを折りたたむ「山ピース」で、昨季はリーグ10得点に加え、ルヴァン杯優勝に貢献した。山岸のもとに駆けつけた紺野は、自身のゴールパフォーマンスの「コンポーズ」をサポーターと考案したことを報告。キツネの影絵をつくる指の形で紺野の「こん」とキツネの鳴き声の「コン」をかけた。

紺野は、自身のポーズを山岸公認にしたいと懇願したところ、山岸は「リーグ戦で得点とアシストで15以上とったら」と条件を提示。紺野は当初、公式戦で得点&アシストで15を考えていたが、山岸は「今季はリーグ戦の試合数が増えるので」と妥協は許さなかった。一方の山岸は「ゴールを決めたら山ピースをやります。新加入なのでグランパスファミリーと一緒にやりたい」と2ケタ得点を目指す。【岩田千代巳】