今季限りでの現役引退を発表したサッカー元日本代表FW岡崎慎司(37=シントトロイデン)が27日、プロ生活をスタートさせたJ2清水エスパルスにメッセージを寄せた。清水がこの日、クラブの公式ホームページで公開した。

岡崎は05年に清水に入団。清水で定位置をつかむと、日本代表にも選出され、W杯には3大会連続で出場。日本を代表するストライカーになった。欧州移籍後、シーズンオフには清水の試合に足を運ぶなど、愛着のある「古巣」を陰ながら応援していた。清水への復帰は実現しなかったが、サポーターへの思いをつづっている。以下、原文まま。

 

エスパルスファンの皆さんへ。

振り返ると、今の僕がいるのは間違いなく皆さんのおかげです。何度も清水エスパルスで、もう一度プレーする日を夢見たことか。でもその度に、人生は両方を選ぶことは出来ないんだと自分に言い聞かせて、ヨーロッパでの挑戦を選んできました。そして今回も、同じように自分自身で決断をしました。

ただ、僕の心にはオレンジの魂があり、これからも一生残り続けています。

今シーズンの最後まで、自分らしく全力を尽くしますので、応援してもらえたら嬉しいです。そして、シーズンが終わったら、改めて皆さんにご挨拶させてください。またお会いしましょう!