ヴィッセル神戸は29日、30日の北海道コンサドーレ札幌戦(ノエスタ)に向けて、神戸市内のいぶきの森球技場で前日調整した。

オンライン取材に応じた吉田孝行監督(47)は「しっかりホームで勝ち点3を取って終わる、それだけです」と力強く意気込んだ。

リーグ中断前の16日サンフレッチェ広島戦では、お互いの強度の高さが発揮された好ゲームを展開。指揮官もあらためて「自分たちのサッカーができた」と振り返った。

それでもこの札幌戦に向けては「気持ちはいったんリセットしている。もう1度試合の入りから集中して、同じ強度でサッカーできるようにしていかないと。1人1人の集中力がまず大事になる」と引き締めた。

2試合連続で先発出場しているFW宮代大聖(23)は「この中断期間でチームとしてレベルアップできたと思う。その部分を出せれば」と意欲。直近8度の対戦で7勝1分けと得意としている相手を破り、今季ホーム初勝利を手にすることを目指す。