アビスパ福岡は、課題の決定力不足を露呈して、スコアレスドローに終わった。今季初連勝も逃した。

序盤から堅守速攻で優位に立ち、MF松岡大起(22)の枠を捉えた弾丸ミドルなど、放ったシュートは相手の4倍の12本を数えた。後半15分、名古屋グランパスとの昨季公式戦で2ゴールと相性の良かったFWウェリントン(36)も投入したが、起爆剤にはならなかった。

特に、数で上回った強みのセットプレーが不発で、長谷部茂利監督(52)は「質が足りなかった」とガックリ。次の13日ホーム、サンフレッチェ広島戦(ベススタ)へは「強いし、うまいチームなので、ホームで簡単にやられないようにしたい」と引き締めた。

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