北海道コンサドーレ札幌は今季4度目の完封負けで2連敗を喫した。

ペトロビッチ監督(66)はスタートから鹿島対策としてDF岡村大八(27)とDF馬場晴也(22)の2CBの4バックを採用。0-2の後半17分には一気に4枚替えで流れを変えようとしたが、実らなかった。前半40分に守備の乱れから先制を許し、馬場は「上位にいるチームは1つのチャンスをものにしてくる。最初の1点が勝負を決めた」と反省した。

前節19日柏戦(1-2)から先発3選手が負傷で入れ替わった。左ウイングバックのMF青木亮太(28)は右太もも裏の肉離れを発症し、右ウイングバックのMF近藤友喜(23)は右太もも裏の張り、ボランチのMF宮沢裕樹(34)は23日の2日前練習中のミニゲームで右ふくらはぎを負傷し、欠場した。近藤の位置にはMF田中宏武(25)が12試合ぶり先発。相手の左SBへの守備を指示されていた。ケガ人によって巡ってきた出場機会も「もっともっとゴールだったりアシストだったり、本来はやっていかないといけない。なかなかそれを出せなかった」と悔しがった。

札幌に足りない部分が鹿島にはあった。攻守で泥臭さが目立ったのはリードしている鹿島だった。岡村は「負け方ってある。死力を出し尽くしても相手の方が上回って勝てなかった場合と僕たちが何もやろうとせずに負けた場合の2種類。今日に関しては後者だった」と言った。田中宏は「全員がやらなきゃいけないことを1人もサボらず全員がやっている印象。勝つチームってああいうチーム。本当は自分たちがやらないといけない」と振り返った。

危機感を持った選手同士で試合後には話し合った。「1人1人の意識をもっと高めないと、試合でやりたいこともできない。コンサの仲がいい雰囲気だけじゃなくて、練習で厳しさを求めるってところも足りない。練習のがそのまま試合に出ちゃっている」と馬場。死に物狂いで戦わなければ、J1残留は遠のく。