高校総体サッカー県大会決勝が6月2日午後1時から袋井・エコパスタジアムで行われる。連覇を狙う静岡学園と、6年ぶり優勝を目指す藤枝東が激突。両校のエースがキーマンになる。静岡学園FW大木悠羽(ゆう、3年)と藤枝東FW湯山大輔(3年)は、中学時代に清水ジュニアユースで2トップを組んだ。ともに背番号「9」をつける2人が全国切符を懸けた大一番で勝利に導くゴールを誓った。

   ◇  ◇  ◇   

藤枝東の湯山は圧倒的な存在感でチームを先導してきた。プリンスリーグ東海では開幕から5戦連発で計10得点。今大会も3戦5得点と量産している。だが、聖隷クリストファーとの準決勝では2-2で迎えた後半追加タイムにPKを失敗。公式戦連続得点記録は8試合でストップし、新たな気持ちで決勝のピッチに立つ。湯山は「みんなが僕を見てパスを出してくれるので結果で応えたい」とゴールだけを見据えた。

清水ジュニアユースでは大木とコンビを組む機会が多かった。互いに刺激し合ってきた良きライバルはユースに昇格できる選択肢もあった中で静岡学園に進んだ。一方で湯山は昇格ができず、藤枝東に進学。入学後は1度も全国大会出場を果たせず最終学年を迎えただけに、決勝に懸ける思いはライバルよりも強い。県選手権に限れば、同校は3年連続決勝で敗れている。「いつも準優勝で終わっているので、次は絶対に勝ちたい」

今年で学校創立100周年。節目を飾る優勝を期待する声は多い。「いろんな人が応援してくれている。結果を残さなければいけない責任がある」と湯山。伝統のふじ色魂を背負って6年ぶりの全国出場に導く。【神谷亮磨】