セレッソ大阪は、15日に大阪市内で行われるオフ明けの練習を一般公開する。小菊昭雄監督(49)の今季限りでの退団が決まり、公式戦は19日のJ1リーグ第34節、ジュビロ磐田戦(ヨドコウ)が初めてになる。
ここ4試合は3勝1分けで7位まで浮上。現在2連勝中で、残り5試合も全勝して7連勝、5位以内のフィニッシュがチームの合言葉になった。
下部組織出身で高校2年の冬から、トップチームで小菊監督の指導を仰いできたFW北野颯太(20)は「僕の恩師」と前置きした上で決意した。
「(退団は)残念。自分自身もプロの世界でこういうことは初めてなので、厳しい世界だと改めて感じた。小菊さんに認められて、この世界にいる。すごい感謝しかない。人としても尊敬できる人だった。1つでもいい順位で終われるのが一番。僕自身もいい結果を残したい」
現在4試合連続先発中で、北野の存在がチームの右肩上がりの成績と比例する。磐田戦で目指すは7試合ぶり今季3点目で、チームの3連勝しかない。
同じ下部組織出身のFW山田寛人(24)も、熱い胸の内を明かす。21、22年のルヴァン杯決勝で敗れ、タイトルを贈れなかったのが苦い思い出だという。
「小菊さんが監督になって、感謝している。今は正直、自分が試合に出られていない現状があるので、もどかしい。一緒にサッカーができる期間は短いし、悔いなくプレーしたい」
山田は今季ここまで9試合の出場で無得点。約4カ月半も出番がないが、コンディションは悪くない。
クラブ一筋27年の小菊監督が願っているのは、下部組織育ちの選手が常にチームの中心にいること。
DF西尾隆矢(23)やMF喜田陽(24)を含め、指揮官が情熱を注いできた北野や山田ら桜のDNAを持つ選手が、残り5試合で大暴れしてくれそうだ。



