FC町田ゼルビアMF前寛之(30)が、千葉MFの兄、MF前貴之(32)との兄弟対決に喜びを隠せなかった。

存在感あるボランチとしてフル出場した兄に対し、後半34分から途中交代でピッチに入った。同じボランチで、雰囲気もプレースタイルもよく似た兄弟。終盤には激しい攻防を繰り広げた。そしてチームとしての結果は弟側に軍配が上がった。

町田の前は「久しぶりに兄弟対決だったので、素直にうれしかった。6年ぶりですね。ただJ1では初めてなので、こういう年齢になってJ1でってのはまたうれしかった。同じピッチに立てるのはいいっすね」と笑顔で振り返った。

J2時代の福岡所属時の2020年シーズン、当時は松本所属だった兄と対戦している。

試合を終え、兄弟で互いのプレーについて意見交換したという。「僕は幼稚園でサッカーを始めてずっと(兄が)先頭を走っていたのを追いかけながらやってきたので、プロになってからもそうですし、こういう年齢になってJ1の舞台でやっているのは、尊敬でしかない」と兄への感謝とリスペクトの念を口にした。