京都サンガF.C.の新監督にランコ・ポポビッチ氏(58)就任が決定的であることが6日、分かった。関係者によると大筋で合意しており、新監督誕生が迫っている。

京都は5年半指揮官を務めた曺貴裁監督(57)が明治安田J1百年構想リーグで退任。プレーオフラウンドは吉田達磨コーチ(51)が引き継ぐ形で指揮を執っていたが、クラブ史上初めてアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)プレーオフにも参戦する26-27シーズンのかじ取りをJ経験豊富な指導者に託すことになった。

ポポビッチ氏は現役時代に元日本代表監督、故イビチャ・オシムさんの教えを受けて「人もボールも動く、考えるサッカー」を体現。引退後は指導者に転身してオーストリアからキャリアをスタートし、09年に大分トリニータ、11年には当時JFLだったFC町田ゼルビアを率いてJ2昇格に導いた。12年からFC東京、14年からセレッソ大阪で指揮を執り、20年から3シーズンは再び町田を率いた。直近では24年に鹿島アントラーズの監督に就任し、同年10月に契約解除となっていた。

百年構想リーグではWESTグループで8位、全体で16位と低迷したものの、25年にクラブ最高のリーグ3位と躍進した古都のクラブが、新体制でJ1とアジア舞台での上位を目指す。

◆ランコ・ポポビッチ 1967年6月26日、旧ユーゴスラビア(現セルビア)ペチ生まれ。現役時代はセンターバックとして旧ユーゴのパルチザンやオーストリアのシュトルム・グラーツでプレー。現役引退後は日本やスペインのサラゴサ、タイのブリラムなど各国リーグで監督を歴任。20~22年は当時J2の町田を指揮。し、24年には鹿島の監督も務めた。