大宮は4日、6日の鹿島との開幕戦(カシマ)へ向け、さいたま市内・秋葉の森公園で約2時間の練習を行った。鈴木淳監督(49)が「セットプレーは鹿島のストロングポイント」と話すように、紅白戦の中でプレーを止めながら、入念に守備の連係をチェックした。DF坪内秀介(27)とのセンターバックコンビが有力なDF金英権(21)は「素晴らしい相手ですが、警戒しすぎて試合に臨むのではなく自然体が大事」と積み重ねた練習に自信を持つ。指揮官は「11人で守備して11人で攻撃。鹿島の守備をチームとしてどうやって攻略できるのかも楽しみ」と、ピッチに立つ全員の奮起に期待を寄せた。