サッカーのワールドカップ(W杯)で活躍した本田圭佑(36)が17日、W杯前最後の日本の親善試合カナダ戦の会場、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイのスタジアムに姿をみせた。

試合後にツイッターを更新。1-2で敗れた、日本に「日本代表。次までに課題を改善しよう」とつぶやいた。

本田は日本で全64試合を無料生中継するインターネットテレビ局ABEMAのW杯中継のゼネラルマネジャー(GM)として、日本の1次リーグの試合など5試合を現地から解説する。

予習や情報収集のため、かつて象徴としてピッチに君臨した日本代表が戦うスタジアムにやってきた。試合前には一緒に君が代を歌った。

W杯に向かう日本代表について、9月に日刊スポーツの取材に応じ、次のように、熱い思いを口にしていた。

「応援してる? っていわれたら、応援してる。やっぱりそれは、自分たちの知ってる仲間が出てるし、直接知ってるヤツも出てるわけで。そいつらが、やっぱ活躍して、いい結果が出てくれれば、それは素直にうれしいな、と」

スタンドでは、スーツにサングラス。膝の手術明けで、松葉づえをついていた。A代表からは、4年前のW杯ロシア大会後に退いたが、選手として世界中でプレーを続けてきた。ただ、古傷の膝の状態が悪化。10月12日にSNSで「膝の手術を受けました。すぐに復帰します。(今後も)できる限り長くプレーしたい」と報告していた。

この膝のけがもあって、昨年11月4日のスドゥバ(リトアニア)でのAリーグ、ザルギリス戦を最後に1年近く公式戦に出場しておらず、所属クラブのない状態が続いている。

手術は、今後も選手として満足いくパフォーマンスを発揮し続けるために手術を決断で、復帰時期は、来春をひとつの目安としている。

森保ジャパンW杯前最後のテストマッチ 日本-カナダ/ライブ速報