パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWメッシ(35)がFIFAワールドカップ(W杯)初戦の前日、「おそらく今大会が僕にとって最後のW杯になる」と明かした。

アルゼンチン代表が22日、サウジアラビア相手にW杯の1次リーグをスタートする。この試合を翌日に控えた21日、メッシがチームの記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙マルカ電子版が21日に伝えている。

5回目のW杯出場が間近に迫る中、メッシは「おそらく今大会が僕にとって最後のW杯になる」とキャリアのラストになる可能性を示唆した後、「多分この大きな夢を実現する最後のチャンスとなるだろう」とこれまで1度も成し遂げられていない目標達成を強く願った。

懸念されたフィジカルコンディションについては「体調はとてもいいよ。フィジカル面は個人的に非常にいい状態だ。何の問題もない。先日は打撲の症状があったので念のため個人メニューを行ったが、特に何の異常もなかった」と万全の状態でサウジアラビア戦を迎えられることを強調した。

またメッシはW杯が冬に開催されることに対して「今回は季節が違うのでどのチームもほとんど準備なく大会を迎えているが、僕たちは準備万全だ。いい状態で臨むことができる。さらにW杯をプレーするのはいつでも特別なことだよ」と大きな問題はなく、個人としてだけでなく、チームのコンディションが良好であることを訴えていた。(高橋智行通信員)

【W杯カタール2022特集】はこちら>>>>