【ナッシュビル近郊(米国)10日(日本時間11日)=永田淳】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む日本代表が、ベースキャンプ地のナッシュビルでトレーニングを行った。
開始前には中部テネシー日本語補習校に通う90人と交流。ナッシュビル在住で、現地のテネシーサッカークラブでプレーするU-17女子日本代表DF若月いずみ(16)があいさつして横断幕を贈呈し、W杯での躍進を目指すチームを激励した。
緊張しながらも堂々と役割をこなした若月は「ずっと見てきた代表の選手たちが、W杯の舞台での準備のためにこのナッシュビルに来たっていうことは、人生に1回しかない経験。練習を見ることもできたし、補習校で作った横断幕も渡すことができて、私たちの応援の熱さを感じてもらえたらいいなと思います」と興奮気味に話した。
09年7月生まれの若月は、父崇さん(52)がブリヂストンアメリカに駐在した3歳で渡米。姉と兄の影響でサッカーをはじめ、現地で成長した。この日、10年W杯南アフリカ大会の日本代表10番のシャツを着て見守った崇さんは「子どもたちのサッカーのために」と駐在員から現地法人へ転籍してまで現地に残って全力サポート。その甲斐もあってサイドバックとして頭角を現し、昨年4月にフランスで行われたモンテギュー国際大会に参加したU-16女子日本代表で日本の世代別代表に初選出された。今年1月のU-17女子代表のポルトガル遠征にも参加しただけでなく、昨年5月にはU-16米国女子代表に選出歴もある有力選手。「なでしこジャパンの選手になって、W杯みたいな舞台で活躍することです」と将来の目標を語った16歳は、憧れの選手たちから最高の刺激を得た様子だった。


