7大会連続7度目の出場となる日本(FIFAランキング24位)が、優勝4度の強豪ドイツ(同11位)に2-1で逆転勝ちし、初戦を大金星で飾った。8日に脳振とうを起こし復帰したばかりのMF遠藤航(29=シュツットガルト)はフル出場し、中盤でデュエルの強さを発揮した。
「個人的にはこの初戦絶対勝ちたいと思っていて。チームの状況的には引き分けでもOKみたいなのはありましたけど、個人的にはかける思いが強かった。なんでブンデスで移籍してやってきたのかを証明したいと思っていたので、それができてよかった」
試合終了直後はチームで大いに喜びを分かち合うも、取材エリアに現れた時にはもう切り替えていた。
「思ったより冷静だったというか、この勝ちで別にグループリーグ突破を決めていないし、どちらかというと次に切り替えないとな、と。ドイツに対してもあれだけやれる、勝ち点3取れると思っていたからこそ、次のコスタリカ戦を見ていた感じですね」
今月8日の試合で脳振とう状態となってから約2週間。大舞台での初戦に間に合わせた。
「正直、最初当たった時は、無理かなと思ってましたけど。結構頭も痛くて、気持ち悪くて吐いたりもしてて。でも、その次の日くらいからだいぶ回復して、もしかしたら普通にいけるかもと。あとはコンディションを上げるだけだったので、間に合って良かったです」
久しぶりのフル出場。金星をあげたが、W杯の戦いは始まったばかりだ。
「1個試合をやったのは大きいと思うし、あとは少しずつ、1試合やって次はもうちょっと、体の感覚が良くなると思う。あとはそれを何試合続けられるかだと思う」
積み重ねてきたことが間違っていなかったと、まだまだ証明する。


