サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表が初戦ドイツ戦(23日)に2-1で勝利したことを受け、24日付のフランス紙レキップは、「ソレイユ(日本の愛称)は前へ」「ドイツは逆方向へ」と報じた。

日本代表の多くはヨーロッパ各リーグでプレーしており「自分たちの好成績をサプライズではなく、始まりだとみなしている」などと表現し、日本の金星を伝えた。

18年のW杯ロシア大会で日本代表は、ベルギーに敗れてベスト16で散った。同紙は「以後、サムライブルーは変わった」とし、酒井宏樹、長友佑都らに続く若い世代の台頭を「カタールに来ている26人のリストのうち、20人が海外組、その中で8人がドイツでプレーしている」とも分析した。

ドイツ戦では後半に入り、システム変更で流れを変えた戦術には「森保監督は優れた選択をした」とたたえた。

また、選手個々の評価では、トップ選手にGK権田修一を選出した。(松本愛香通信員)