【ドーハ(カタール)29日】日本代表MF相馬勇紀(25=名古屋グランパス)が、FKへの執着を口にした。ドーハ市内の宿舎からオンラインで取材に応じた。

27日のコスタリカ戦でFIFAワールドカップ(W杯)初出場を先発で飾り、左右両サイドで後半37分までプレー。後半は左から中央に切れ込んでのでシュートや、右足で直接FKも狙った。いずれもゴールの枠をとらえられなかった。

「この間の試合は、FK1本だったり、決め切れていないので、そこに(この1年で)胸を張って成長できたと言えるものではない」と話す相馬は、昨夏の東京五輪でスペインに敗れた試合にも途中出場していた。

「コスタリカ戦は決められなかったので、FKは次は決められるように準備したい」。因縁のスペイン戦は、途中出場でゴールを狙うことになりそうだ。