メキシコが最終戦で勝利も、得失点差で1次リーグ敗退が決まった。

スコアレスの後半開始早々、同2分にCKからDFモンテスが右足で合わせたボールを、FWマルティンがそのまま左足でおさめ先制した。怒濤(どとう)の攻撃は続く。同7分、ハーフウエーライン付近からのFKを得ると、MFチャベスが直接ゴールを狙う。左足で直接ネット右上にたたきこむゴールで、2点目を奪った。

最終戦を終え、ポーランドと勝ち点4で同率に。順位決定は得失点差の対決となった。しかし後半終了間際にサウジアラビアに得点されたことで得失点差は1少なく、あと1歩のところで決勝トーナメント進出を逃した。

第2戦終了時点では勝ち点1で4位だった同国。第1戦、第2戦とともに得点はなく、18年ロシア大会から、W杯では4試合連続で無得点だった。

惜しくも1次リーグ突破はならなかったが、土俵際の猛攻で、前大会まで7大会連続決勝トーナメント進出の意地の勝利を見せつけた。

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