日本代表の森保一監督(54)の采配が的中した。先制される苦しい展開も、後半から投入したMF堂安律(フライブルク)、MF三笘薫(ブライトン)の得点で逆転勝ちした。

試合後に公式会見に出席した森保監督は、勝利の余韻に浸りながら歴史的一戦を振り返った。

 

主な内容は以下の通り。

「まずは、世界最高峰の実力があるスペインとの戦いで、難しく厳しくなると予想していた。まさに難しい展開の中、失点したあとも我慢強く戦って自分たちの流れに持っていこうとよく頑張ってくれた。つなげてくれた選手がいたからこそ、後半いい形で攻撃に移ることができた。コスタリカ戦から気持ちを切り替えて最善の準備をし、一丸となって戦い抜くことをしてくれた」

-終盤、ドイツ-コスタリカの状況は把握していたか。ドーハの悲劇はよぎったか

「もうひとつの会場の試合の流れは逐一、情報として入っていた。最終的には勝たないと突破はないと戦っていた。最後の1分くらいのときに、ドーハの(悲劇の)記憶は出てきました。ちょうどそのときに選手が前向きにボールを奪いにいっていて、時代は変わったんだなと。新しい時代のプレーをしてくれているなと、残り30秒くらいで思った。

-2得点目のライン際の判定について

「ラインを割ったかについては、割っていればゴールキックになっていたと思う。ジャッジをリスペクトした中で判定を受け入れようと思っていた」

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