10日に行われた22年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会準々決勝でモロッコに敗れたポルトガル代表のFWクリスティアノ・ロナウド(37)が、インスタグラムを更新した。敗れてから初めて自分の思いをファンへ届けた。

以下、ロナウドのコメント全文。

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「ポルトガル代表としてW杯で優勝することは、自分のキャリアの中で最も壮大で、最も実現を望んでいた夢でした。幸運にも私はポルトガル代表などで、国際的に多くのタイトルを獲得しました。ですが、世界最高峰の大会で国の名を残すことが、私の最大の夢でした。

私はそのために戦ったのです。その夢のために、私は懸命に闘った。16年間で5回出場したW杯では、常に偉大な選手たちとともに、何百万人ものポルトガルの人々に支えられ、すべてを出し切りました。ピッチの上ですべてを。私は決してその戦いに背を向けることなく、その夢をあきらめることもありませんでした。

残念ながら、昨日でその夢は終わりました。熱くなって反論しても仕方ないですが、多くのことが語られ、多くのことが書かれ、多くのことが推測されました。でも私のポルトガルへの献身は一瞬たりとも変わらなかった。それをみんなに知ってもらいたいです。私はいつも、みんなの目標のために戦い、チームメートや国に背を向けることは決してありませんでした。

今のところ、これ以上言うことはありません。ありがとうポルトガル。ありがとうカタール。夢は続く間は美しかった。今は時間が良い相談役になって、誰もが自分自身の結論を出せることを祈ってます」

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ロナウドはモロッコ戦で2戦連続ベンチスタートとなり、後半6分から途中出場したものの無得点に終わった。試合後には号泣しながら、足早にロッカー室へと引き揚げた。サッカー史に名を刻んできたスーパースターは、不本意な形で最後とみられる5度目のW杯から姿を消していた。