33歳のFWロッベン(バイエルン・ミュンヘン)が2ゴールを挙げ2-0でスウェーデンをホームで下したが、あと5点足りず、16年欧州選手権フランス大会に続く予選敗退が決定した。ロッベンは試合後に代表からの引退を表明した。

 7点差以上で勝つことが2位確保の条件だったオランダは前半16分、相手ハンドで得たPKをロッベンが左足でほぼど真ん中へ決めて先制。同40分にもロッベンが右サイドから中央へ猛然と走り込み、左サイドからのFWバベル(ベシクタシュ)の折り返しを呼び込み、ダイレクトの鮮やかな左足シュートを突き刺して2点目を奪った。しかし後半はゴールを割ることが出来ず、勝ち点では並んだが得失点差で5点及ばず3位で敗退した。スウェーデンは2位が確定しプレーオフ進出を決めた。

 ロッベンは試合後に代表からの引退を表明。「もう一度、自分ができることをやりたかった」とほろ苦い代表最終戦となった。代表14年間で96試合に出場し37得点。W杯では10年南アフリカ大会準優勝、14年ブラジル大会3位に貢献した。