スペインリーグで26日に行われた首位バルセロナと2位バレンシアの直接対決は1-1の引き分けに終わった。
この試合について、27日のスペイン紙マルカは「熱戦の主役はイグレシアス・ビジャヌエバになった」と主審の名を挙げた。
前半30分、メッシがミドルレンジからシュートを放つとGKネトが正面に来たボールを後方にそらした。スロービデオで見るとボールがラインを割った後にかき出しており、バルセロナはゴールを主張したが、主審は得点と認めなかった。
このことを受けてマルカは「騒動がある。リーガの優勝争いもある」と1面の見出しを付けた。
バルベルデ監督は「明らかなプレーだったとみんな思っている。試合についてあらためて判定をする必要はないが、自分たちはまだこんなことを話している。ボールはラインを割ったが、それを見ていない。納得できないことが起きた」と審判の判定に不満を示した。
この試合、同点ゴールを決めた元バレンシアのジョルディ・アルバは「中盤にいた自分の位置からもあきらかだった。大きな審判のミスだ」と監督と同様のコメントをしている。