オーストラリアAリーグ、メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑(32)が5日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にデビューした。

先制点に絡み、フル出場したが完敗。苦しいスタートで、第2戦は12日、サンフレッチェ広島戦(Eスタ)との対戦で、日本に凱旋(がいせん)する。

一夜明けた6日、自身の有料メルマガ「CHANGE THE WORLD」で広島戦にも初めて言及。次のように語っている(一部抜粋)。

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-(相手チームとの実力差について)事前の分析でブラジル人が結構やるのは分かっていたと

「カウンターでやるっていうのはわかっていたんで。そこは抑えられないことも、個人的には想定していた。だからディフェンスを責めることはできないかなと、個人的には思っていて。一方でもう1点くらいは、前半のうちに取らなければいけなかったと思っていて。僕自身もチャンスがあったから。そこで追加点を取れなかったところが、勝敗を分けたかなと思いますね。そういう意味で責任は感じています」

-今週末はリーグ戦がなく、3月12日の広島戦までしっかり準備をできると思います。どう準備しようと考えていますか

「代表のときにヨーロッパから日本へ戻る感覚でやればいいんですよね。いろいろ共通項はある。時差はそこまでないんで。調整の仕方を思い出しながら、いい準備をできたらなと思っています」

-本田選手は今季スタイルを変え、自分のゴールよりも仲間をサポートするプレーをしていますね。ただ、日本の人たちはその変化を知らないので、ゴールを期待していると思います

「得点に関しては、毎試合チャンスはあるんで、それをしっかり仕留めたい。広島戦も1本か2本はチャンスがあると思います。ただ、その他の選手にどれだけチャンスを提供できるかが、僕に今求められていること。その方がはるかに大事なんで。攻守のトランジッションのところでもっと質を高めて、とにかくチャンスをクリエイトし続けたいなと思っています。もう少し増やせるかなという印象を持っているんで」