日本代表MF柴崎岳(27)が所属するスペイン2部デポルティボは2度目の監督交代以降、2部リーグで最も勝ち点を獲得しているチームになっていると、スペイン紙アスが28日に報じている。

デポルティボは今季、スタートダッシュでつまずき、開幕から最下位と苦しんでいた。第22節からフェルナンド・バスケス監督が就任。新監督就任後、チームはヌマンシア、ラシン、カディス、アルバセテ相手に4連勝を達成し、全勝をキープしている。また、柴崎は負傷から復帰した16日ラシン戦から3試合全てにフル出場して貢献している。

バスケス監督就任後の4試合の順位を見てみると、勝ち点12のデポルティボが単独首位。続いてアルメリアとMF香川真司のサラゴサ(※ミランデス戦が大雨で延期になったため、消化試合が1試合少ない)が勝ち点9で2位、FW岡崎慎司のウエスカとRバリェカノが勝ち点8で4位、テネリフェが勝ち点7の6位となっている。

デポルティボの前半戦最後となった第21節終了時の順位は勝ち点15で最下位だった。一方、第25節終了時の現在の順位は勝ち点27で17位と降格圏脱出に成功している。

(高橋智行通信員)