1992年からスタートしたイングランド・プレミアリーグの歴史で、最高の監督10人は誰か? 英紙ミラーが15日に選定したランキングを発表した。

◆1位=アレックス・ファーガソン(スコットランド)

マンチェスター・ユナイテッドを27年間指揮し、リーグ制覇13回、欧州チャンピオンズリーグ2回優勝に導いた名監督。サッカー史上最高の監督の1人。多くの世界サッカーの伝説が彼の指揮下で生まれた。13年に退任した。

◆2位=アーセン・ベンゲル(フランス)

アーセナル監督を22年間務め、クラブに1つのアイデンティティーを与え、無敵のクラブに変えた監督。彼がいなければ、若い才能が高いレベルのサッカー選手に引き上げられることはなかった。18年に監督を退任した。

◆3位=ジョセ・モウリーニョ(ポルトガル)

チェルシーを率い、就任初年度04-05年シーズンにリーグ優勝に導き、翌年に連覇。2度目のチェルシー監督就任時の14-15年シーズンもリーグ優勝。16年にはマンチェスター・ユナイテッドでも欧州リーグ制覇した。現在はトットナム監督。

◆4位=ジョゼップ・グラルディオラ(スペイン)

現在指揮するマンチェスター・シティーにサッカーアイデアを注入し、チームの品質を飛躍的に向上させた。17-18年シーズンには勝ち点100を積み上げ、リーグ史上初めて3ケタ勝ち点をマーク。

◆5位=ユルゲン・クロップ(ドイツ)

15年からリバプールを指揮。19年には欧州チャンピオンズリーグを制した。今季はチーム30年ぶりのリーグ制覇に向け、あと2勝に迫っている。

現在、プレミアリーグを指揮する現役監督3人がトップ5に入った。なお6位以降は次の通り。

◆6位=クラウディオ・ラニエリ(イタリア)

チェルシー、レスターで監督を務めた。現在、セリエAのサンプドリアを指揮する。

7位=ケニー・ダルグリッシュ(スコットランド)

プレミアではブラックバーン、ニューカッスル、リバプールを指導した。

◆8位=カルロ・アンチェロッティ(イタリア)

09-10年シーズンにチェルシー監督に就任し、リーグ優勝、FA杯優勝に導いた。現在はエバートンで監督を務める。

◆9位=ボビー・ロブソン(イングランド)

プレミアではボルドン、ニューカッスル、ブラックバーン、エバートンを指揮した。

◆10位=サム・アラダイス(イングランド)

プレミアではボルドン、ニューカッスル、ブラックバーン、ウェストハム、サンダーランド、クリスタルバレス、エバートンで監督を務めた。