レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)が18日、今季のスペイン1部リーグ最終節レガネス戦前日の記者会見に出席した。その模様をスペイン各紙が伝えている。

ジダン監督はその際、リーグ優勝後のレガネス戦にいつもと異なる形で試合に臨むかを問われ、「そうなってはいけない。まだ1試合あるので、我々はリーガに敬意を払う必要がある。我々はベストを尽くすことを目指してプレーするつもりだ。モチベーションを持たなければいけないし、このクラブのDNAは全ての試合に勝つことだ。さらに明日はリーガの試合であり親善試合ではない」と返答し、決して手を抜くつもりがないことを強調した。

来季に向けた補強については「まだ明日の試合やチャンピオンズリーグ(欧州CL)があるので、シーズンが終わるまで来シーズンについて我々は話すつもりはない」と明かさなかった。

19試合に1タイトルを獲得していることで、自分をRマドリードにとって理想的な監督、Rマドリードにとってのスペシャル・ワンだと感じているかと問われると、「全くそのように感じていない。私はこのクラブにいられることに幸せを感じているし、毎日そう考えている。なぜならこれにはいつか終わりが来るし、実際に起こることだからね」と否定した。

クリスティアーノ・ロナウドなしでのリーガ優勝に大きな価値があるかについては「我々が成し遂げた全てのことに、チームやその時いた選手たちによる功績がある。そのことを軽視してはダメだ。特にこのリーガは非常に難しかったし、我々は最後まで戦ってきた。自分たちが手にしたものを楽しむ必要がある」と返答した。

来季、Rマドリード監督を続けるかについては「何が起こるかは誰にも分からない。私には契約があるし、ここにいることが好きだが、サッカーでは何が起こるか全く分からない」と答えた。

対戦相手のハビエル・アギーレ監督のレガネスでの仕事ぶりについては「彼は経験豊富な監督だ。私は高く評価しているよ。監督として多くのチームでたくさんのことをやってきたし、いつもとてもうまく指揮してきた。そしてレガネスでもそれをやり続けている。私はとてもリスペクトしているよ。私は監督になってから、さまざまなものを備える、その手の人々から何か得るためにたくさんの監督に注目してきた」と称賛した。

Rマドリードはレガネス戦後、来月7日に再開する欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦マンチェスター・シティー戦の準備を開始する。(高橋智行通信員)