スペイン1部レアル・ソシエダードは17日、マンチェスター・シティー(イングランド)に所属していた元スペイン代表MFダビド・シルバ(34)の入団を公式サイトで正式発表した。

シルバはマンチェスター・シティーとの契約が欧州チャンピオンズリーグ終了までとなっていたため、16日にリスボンで行われた準々決勝でリヨンに敗れた後、そのまま契約切れに。そのため移籍金は発生していない。契約期間は22年6月30日までの2年間となっている。

スペイン紙アスによると、昨季、期限付きで所属したMFマルティン・ウーデゴールのレアル・マドリード復帰が決定的になった後、レアル・ソシエダードがシルバとコンタクトを取り始め、先週、最初のオファーを出したとのこと。これによりシルバは、交渉が行き詰まっていたラツィオや同意に近づいていたカタールのオファーを蹴り、レアル・ソシエダード移籍を選択したと伝えている。

シルバは09-10シーズンにバレンシアでプレーした後、マンチェスター・シティーに10季所属したため、スペインに戻るのは11季ぶりのこととなる。

(高橋智行通信員)