今夏FWの補強を目指すバルセロナの獲得候補に、インテル・ミラノのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(23)が再浮上した。スペイン紙マルカ電子版が31日に報じた。

バルセロナのFW獲得の最優先選手はドルトムントのノルウェー代表FWハーランド。しかし獲得が非常に難しいことをバルセロナが理解しているため、実現できなかった場合の代替案として、再びラウタロ・マルティネスをリストアップしているという。

ラウタロ・マルティネスは新型コロナウイルスがまん延する以前からバルセロナが狙っていた選手。だがコロナ禍で財政難に陥ったことで、昨夏獲得のプランが頓挫していた。

バルセロナは引き続き資金不足が続いている。しかし同様にインテル・ミラノも運営資金に問題を抱えている。それがラウタロ・マルティネス獲得に有利に動く可能性がある。

ラウタロ・マルティネスは今季、インテル・ミラノで公式戦37試合に出場し16得点9アシストと、高い得点力を示している。(高橋智行通信員)