サッカー北朝鮮代表が、6月に韓国で集中開催されることになった22年W杯カタール大会アジア2次予選3試合に参加しない意向を示したと、韓国・聯合ニュースが3日報じた。新型コロナウイルス感染への懸念が理由で、4月30日に北朝鮮協会からアジア連盟(AFC)に正式な書類が提出されたという。

北朝鮮は韓国と同じH組。同組は現在、消化が1試合が少ない韓国以外はすべて5戦を終え、トルクメニスタンが勝ち点9で首位。韓国、レバノン、北朝鮮が勝ち点8で続き、スリランカが勝ち点0で最下位となっている。各組1位と各組2位の中の上位4チームが最終予選に進むため、北朝鮮は韓国での3試合を行わなければ2次予選敗退となる。AFCは北朝鮮に対し、考え直すように説得を行う見通しだという。