スペインが延長の末、5－3でクロアチアに勝利。試合後、ルイスエンリケ監督（51）は「今大会ここまでのべストマッチだ」などと興奮ぎみに語った。以下、一問一答。

－試合を振り返って？

ルイスエンリケ監督　今大会ここまでのべストマッチだ。どちらのサポーターからもスタンディングオベーションが起きていた。壮絶な試合だったが、困難に打ち勝ち、それを乗り越えたチームの力を高く評価する。

－GKウナイ・シモンのトラップミスで先制点を与えた

ルイスエンリケ監督　サッカーはミスをするスポーツ。ウナイは自分自身で立ち直ることができたし、ミスを犯した後のあの姿勢は、みんなへの教訓となったはず。

－修正すべき点は？

ルイスエンリケ監督　我々の最大の失敗は最後の10分間で3－1にした時に試合が決まったと思ってしまったことだ。しかし延長戦の最後の10分間では、ボールをキープし守り切ることができた。

－家族が脅迫を受けていたモラタについては？

ルイスエンリケ監督　モラタは今日、攻守にわたり決定的な役割を果たすことのできる数少ないセンターフォワードであることを証明した。私は彼にとても満足している。

スペイン代表は7月2日の準決勝で、世界王者フランスをPK戦で破ったスイスと対戦する。（高橋智行通信員）

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