欧州連盟(UEFA)は10日、欧州選手権準決勝イングランド-デンマーク戦でのイングランドのファンの行為について、イングランド協会に3万ユーロ(約390万円)の罰金を科した。

問題となった行動は主に3点。1つは延長戦で、イングランドFWケーンのPKの場面で、相手GKシュマイケル向けてレーザー光線が当てられたことで、テレビの画像ではケーンがボールを置いた時に、シュマイケルの顔に緑色のライトが照らされていた。PKはいったんは止められたものの、はね返りを押し込まれて、これが決勝点となっていた。

また、6万人以上が入場したこの試合で、試合前のデンマーク国歌時にブーイングが起きたこと、一部のファンが発煙筒を使ったことも、対象になっている。