トットナムのイングランド代表FWハリー・ケーン(28)が、ムラ(スロベニア)戦の後半14分から途中出場。同23分、31分、42分とゴールを決め、19分間でハットトリックを達成した。

ケーンの1点目は、ルーカス・モウラの右後方からの長いパスを、DF裏に抜け出してスライディングシュートしたもの。2点目は孫興民の左からの折り返しを右足で押し込み、3点目はロチェルソのスルーパスをエリア内で受けて右足で蹴り込んだ。トットナムは5-1で勝利し、1勝1分けの勝ち点4でG組首位に立った。

今季まだプレミアリーグでは得点のないケーンは「途中出場でいくつかゴールを決められて良かった。すべてのストライカーは点がほしいもの。いつだってネットを揺らすのは良い気分だ」と話した。

トットナムはプレミアリーグでは開幕3連勝の後、3連敗。直近の9月26日アーセナルとの「ノースロンドン・ダービー」では1-3と屈辱の完敗を喫した。

ケーンは「選手とスタッフが一丸となって努力をする必要がある。今のチーム状況は素晴らしいとは言えないが、次の試合でその流れを変えられるように頑張る」と3日のアストンビラ戦をみすえた。