W杯連覇を狙うフランスがFWキリアン・エムバペ(22=パリ・サンジェルマン)の4ゴールの活躍などでカザフスタンを一蹴。D組首位を確定させて本大会出場を決めた。

フランスは前半32分までにエムバペがハットトリックを達成。FWカリム・ベンゼマ(33=レアル・マドリード)も後半に2ゴールを挙げた。7点リードの終了間際にエムバペが4点目のゴールで締めくくった。

フランス代表で1試合4点以上を決めたのは、1958年にジュスト・フォンテーヌが西ドイツ戦で4ゴールをマークして以来、63年ぶりだった。

フランスのデシャン監督は3-4-3システムで右ウイングバックにキングスレー・コマン(25=バイエルン・ミュンヘン)を起用。攻撃的な戦術がゴールを量産した。

同監督は「目的は本大会出場だが、同時に自分たちのスタイルで勝つことができた。(グリーズマン、ラビオも含めて)みんなが得点を取れたのは良かった。前半に3点を取って後半ペースダウンしてしまう可能性があったが、そうならなかった。それも相手へのリスペクトだと思う」と話した。