バルセロナが、マンチェスター・シティーのスペイン代表FWフェラン・トーレス(21)を今冬の移籍市場で獲得することについて、本人と基本合意したとスペイン紙スポルト電子版が27日に報じた。

ただ現時点で「個人合意」したにすぎないため、今後バルセロナは、マンチェスターCと移籍について話し合う必要がある。同紙は、フットボールディレクターのマテウ・アレマニーがマンチェスターを訪れたと伝えた。交渉は難航するとみられているが、バルセロナは財政難の中、今冬の獲得に向けて、できる限りの努力をする見通しだ。

現在、負傷欠場が続いているフェラン・トーレスは今季、マンチェスターCではセンターフォワードとしてプレーしている。一方、スペイン代表ではサイドアタッカーとして活躍。20年9月のデビュー以降、22試合で12ゴールを決めている。移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」の市場価値は5000万ユーロ(約65億円)と見積もられている。(高橋智行通信員)