フランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(23)のレアル・マドリード移籍が秒読み段階に入っていると、スペイン・アス紙が17日に報じた。

エムバペは21日に本拠地パルク・デ・プランスで行われる今季最終節メス戦に臨み、その後、パリSG退団を発表する可能性があるという。

移籍発表については、Rマドリードが28日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝・リバプール戦を控えているため、もう少し後になる見通し。エムバペとパリSGの契約が満了する翌日の7月1日以降になる予定だという。

契約内容に関しては、期間が4~6年、年俸がクラブ史上最高額の4000万ユーロ(約54億円)~6000万ユーロ(約81億円)、契約ボーナスが1億ユーロ(約135億円)になる可能性がある。

契約解除金は世界のサッカー界で過去に例を見ないほど高額に設定される見込みだとアス紙は伝えている。(高橋智行通信員)