去就が注目される日本代表のDF吉田麻也(33)が、セリエAのサンプドリアから来季セリエAに昇格するモンツァへ移籍する可能性があると22日、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

モンツァは元イタリア首相であり、元ミラン会長のベルルスコーニ氏が18年にオーナーとなり、積極的に強化を進めてきたクラブ。今季のセリエBではプレーオフを勝ち抜き、クラブ創設110年目にして初となるセリエA昇格を決めた。

守備陣の補強を進める中、21日には今季までインテルに所属していた元イタリア代表DFラノッキアの加入を発表。吉田は今月末で契約が切れ、移籍金が発生しないこともあり、補強のターゲットに挙がっているという。

吉田自身は先日の代表活動中に「僕の願いとしてはレベルの高いところでプレーしたい」と話しており、その動向が注目される。