ジョゼ・モウリーニョ監督(59)が指揮をとるローマが、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(37)獲得を画策していると、25日付英サン紙電子版が報じた。

マンチェスターUは今夏ここまで満足いく補強ができておらず、ロナウドはクラブに対して最後通告を突きつけていた。同クラブは、上位4位以内に入ることができなかったため、ロナウドが退団することが濃厚だと言われている。

ライバルのマンチェスターC、リバプール、アーセナルやトットナムは、今夏の移籍市場ですでに補強を進めている。エリック・テンハグ新監督の下、早急なチームの立て直しが必要とされているマンチェスターUだが、ターゲットとされているバルセロナのフレンキー・デヨングやアヤックスのアントニーを現時点で獲得できていない。

このまま所属クラブの動きがなければ、ロナウドはキャリアで2度目となるマンチェスターUからの退団が濃厚だ。モウリーニョ監督はロナウドと同じポルトガル人である利点を生かす可能性が高いが、両者はRマドリード時代にいさかいを起こしていたこともあった。

一方バイエルン・ミュンヘンも、バルセロナへの移籍を希望しているレバンドフスキの代わりにロナウド獲得に動きだしていると報じられた。だが同クラブはそれを否定した。(A・アウグスティニャク通信員)