リバプールは、モハメド・サラー(30)を6000万ポンド(約99億3000万円)の移籍金で手放す可能性があると24日付英紙サン電子版が報じた。リバプールとサラーの契約更新に向けた話し合いはこう着状態にあり、レアル・マドリードが動向を追っているという。

オーナーのFSGは、6000万ポンドのオファーがあれば移籍を容認すると言われている。リバプールは、セネガル代表のマネをBミュンヘンに売却したばかりだ。サラーは、週給40万ポンド(約6620万円)の報酬を要求しており、話し合いを始めてから1年近くがたつ。リバプールは昨季31得点を挙げた同選手を引き留めたいと思っているが、給与体系を崩すことはないだろうとしている。またサラーは、チーム最高報酬である週給24万ポンド(約3970万円)のファンダイクを僅かに下回る報酬を得ているが、今回の要求は“馬鹿げた”額ではないと主張。Rマドリードは、巨額のオファーをすることが可能と伝えている。(A・アウグスティニャク通信員)