ベルギー1部シントトロイデンは19日、元日本代表FW岡崎慎司(36)の入団を発表した。すでにベルギーでの労働許可を得ており、次戦20日オーステンデ戦からメンバー入りが可能だという。

昨季スペイン2部カルタヘナでプレーした岡崎は契約満了で同クラブを退団。シントトロイデンの練習に参加しながら新天地について模索していた。

シントトロイデンはFW林大地が14日のアンデルレヒト戦で左足首を負傷。しばらく離脱することになり、FWの補強を検討していた。

岡崎は「まずこのクラブの一員になれた事をうれしく思います。練習に参加して、クラブの雰囲気や、スタジアムの雰囲気を感じて一気に好きになりました。近くのホテルやレストランでもシントトロイデンに住んでる人達は優しくて、ファンにも声をかけてもらいました。そんな中で自分を監督もクラブも必要としてくれた事が全てです。年齢で判断される事が多い中で自分を必要とするクラブでプレーできる事は幸せです。クラブやファン、そしてチームメートのために自分の全てを尽くしたいと思います!」と意気込みを示した。

立石敬之CEOも「彼の現在のコンディションをクラブとして評価し、獲得に至りました。ドイツ、イングランド、スペインと各国でゴールを決めてきた彼のパワーをSTVV(シントトロイデン)でも発揮してほしいと思います。彼の豊富な経験とフットボールに取り組む姿勢は、チームに多くの刺激を与えてくれるであろうと期待しております」とコメントした。