絶好調のブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が、公式戦3戦連発をマークした。0-0の後半42分。左サイドからのクロスにニアで、頭で合わせた。下がりながらの、難しいタイミングも、ゴールのニアサイドへ先制点を決めた。これで今季5点目。試合はこのまま終了。三笘が、試合の主役となった。

試合後には、流ちょうな英語でインタビューに対応。得点シーンを振り返り「自分にとっては驚きだった。ヘディングは得意じゃないから」と照れ笑いを浮かべた。

「ABEMA」で解説を務めた元北朝鮮代表FW鄭大世氏は「三笘を止められない。ミトマジック」と独特な表現で、三笘の無双状態を称賛。インタビューの様子をみて「興奮することもなく、照れていましたよね。試合後の感情の起伏が少ない。だから活躍できるのでは。末恐ろしい」と今後の活躍に太鼓判を押した。

ゴールはもちろんのこと、この試合では守備でも奮闘した。0-0の前半17分。自陣左サイドを崩され、中へ折り返しがあったところに、猛ダッシュ。フリーで待ち構えていた相手に、プレッシャーをかけ、失点のピンチを防いだ。これで、直近のリーグ戦では5試合で4得点。1月29日のFA杯では、前回王者のリバプール相手に、後半ロスタイムに技ありのスーパーゴール。三笘が、止まらない。