韓国女子サッカー代表が、同国初の五輪出場を狙う。同国の各メディアは17日、アジア2次予選の組み合わせ抽選会(18日、マレーシア・クアラルンプール)を前に、ベールに包まれている北朝鮮代表を警戒した。

アジアの実力国・北朝鮮は、コロナ禍で国境を封鎖したことで、同代表は国際の舞台から姿を消した。そのため、今回の抽選会では第4ポットに入った。シード国の第1ポットは日本(FIFAランキング11位)、オーストラリア(同10位)、中国(同13位)。同17位の韓国は第2ポットに入った。

パリ五輪の出場権はアジアに2枚当てられている。アジア2次予選は3組に分けられ、首位チームと2位の成績上位1チームが最終予選を戦う。韓国各メディアは「韓国が、シード国と北朝鮮と同じ組に入ると死の組になる」と報じた。

日本にとっても、北朝鮮は情報がないことなどから、北朝鮮、第2シードで最も実力のある韓国と同組に入ることは、避けたいところだ。