イタリア・サッカー連盟は22日、セリエAのユベントスに不正会計があったとして、今季の勝ち点10を剥奪すると発表した。リーグ戦の順位は2位から7位に下がった。1月に勝ち点15の剥奪処分が出たが、クラブが疑惑を否定して上訴。一時的に処分が差し止められていたが、今回の決定で勝ち点10を失うことになった。

これより、ユベントスの勝ち点は「69」から「59」に減。チームはこの発表直後に行われたエンポリ戦に1-4で敗れ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位ACミランとは勝ち点「5」差となった。残り2試合は、そのACミランと28日に、最終ウディネーゼ戦は6月3日に予定されている。