八百長疑惑により中国で逮捕されたW杯カタール大会に出場した韓国代表MFで、中国リーグ山東泰山所属の孫準浩(ソン・ジュノ)が、近日中に釈放される可能性があると、韓国メディアが伝えた。インターネット媒体OSENによると「中国メディアのシナドットコムは、八百長の疑いで拘束された孫準浩が、賄賂の受け取りを否定している。無罪となる可能性があり、その後韓国に帰国する予定と報じた」と伝えた。

孫は5月12日に上海空港で逮捕されており、現在3週間、身柄を拘束されている。チームメートの何人かは「昨季、山東泰山が4試合で八百長をした」という容疑で拘束されており、孫も関わっているとも言われている。シナドットコムによると「その試合に出場した孫が、気づかないまま八百長に加わった可能性がある」と伝えている。

韓国サッカー協会は1日に幹部が弁護士を帯同し中国に渡り、事実確認などを行っている。