バルセロナが20日、ジョージア戦でスペイン代表MFガビ(19)が右膝に重傷を負ったことを発表した。
ガビは19日、欧州選手権予選ジョージア戦に先発出場するも、前半20分に相手選手のチャージで右ひざを痛めた。その後、治療を受けてプレーを続けたが、ボールを胸トラップした時に同箇所に激痛が走り、26分に負傷交代を余儀なくされた。
この直後に代表チームで実施された検査ですでにけがが深刻なものであることが判明していたが、さらに翌日、クラブで精密検査を受けた結果、右膝前十字靭帯断裂および外側半月板損傷と診断され、近日中に手術を受ける予定になっている。
スペイン紙アスによると、復帰までに最低8カ月かかるため、今季絶望というだけでなく、来夏開催される欧州選手権やパリ五輪出場はほぼ不可能であるとのことだ。
ガビはシャビ監督にとって非常に重要な戦力となり、今季ここまで公式戦15試合(先発13試合)に出場し、2得点1アシストを記録していた。(高橋智行通信員)